少し前までキャンプといえば夏というイメージだったのが、最近は冬キャンプを始める人も増えてきてるようですね!
我が家も秋にキャンプデビューして、すぐに冬キャンプにはまりました!笑
こちらの記事ではこれから冬キャンプをする方にむけて、寒さ対策に役立つアイテムをご紹介します。
みなさんがより快適な冬キャンプを過ごせるよう参考になれば嬉しいです。
<参考までに>
我が家が行くキャンプ場は主に中国・四国地方になります。
過去に行った冬キャンプで一番寒かった日の気温は早朝でマイナス2〜3℃くらいです。
(就寝中はこれよりもっと下がっていることもあったかもしれません)
寒さ対策① ストーブ+ストーブファン
ストーブとファン
寒さ対策に一番役立つのはやはり石油ストーブです。
幕内での使用は推奨されていないので自己責任で利用しないといけませんが、寒い冬キャンプもストーブが1台あれば凍えるようなことはほぼありません。
テントの大きさにもよりますが、小型ストーブだと幕内全体は暖まらないということはよく聞きます。
なのでしっかり幕内を暖めたい方は、ある程度暖房出力のあるものをおすすめします。
因みに我が家はコロナの対流型石油ストーブ(暖房出力5.14kW)を愛用しています。
大きいので荷物になりますが、ランドロックの広さでも暖かいです!
楽天市場とYahooショッピングではふるさと納税でお得に購入できますよ!
ただ、対流型のストーブは暖められた空気が上に溜まってしまうので空気を循環させより効率良く暖めるためにストーブファンやサーキュレーターもセットで準備することをお勧めします!
ファンがあるのとないのとでは暖まり方かなり違うので対流型のストーブを持っていく際はお忘れなく!
サーキュレーターは夏も冬も使えていろんなキャンパーさんもおすすめしているプリズム ( PRISM ) のクレイモアファンがおすすめです!
見た目もシンプルでかっこいいのでインテリア的にもオシャレでテンション上がりますね!
キャンプ関連の動画を配信されている係長けんさんの動画でとても詳細に紹介されています。
一酸化炭素チェッカー
ストーブを買ったら必ず一酸化炭素チェッカーも一緒に準備しましょう。
空気中の一酸化炭素濃度を表示し、一定以上の濃度になると音で警告します。
毎年一酸化炭素中毒で亡くなってしまうキャンパーさんの悲しいニュースも耳にします。
楽しいはずのキャンプで命を落とすようなことがあってはいけませんよね!
ストーブを購入したら必ずセットで準備しましょう。
因みに我が家が使っているチェッカーは上記写真のものです。
種類もいろいろなものが出ています。
一酸化炭素(CO)中毒とは
ガス機器や石油機器が正常な燃焼を行うためには充分な空気(酸素)が必要ですが、正しく使わないことで酸素が不足して不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素(CO)という有毒なガスが発生します。
一酸化炭素(CO)は色も臭いも無く、毒性が強い気体のため、ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になる危険があります。
一酸化炭素(CO)中毒の最初の症状は風邪に似ていて、なかなか気づきにくく、次第に頭痛、吐き気がしてきて、手足がしびれて動けなくなり、重症になると、人体に強い機能障害を起こしたり、意識不明になって死にいたることもあります。
引用:日本ガス石油機器工業界
空気中の一酸化炭素(CO)濃度と中毒症状(作業環境測定便覧より)
CO(%) | 呼吸時間および症状 |
---|---|
0.02% | 2~3時間内に軽い頭痛 |
0.04% | 1~2時間で前頭痛、2.5~3.5時間で後頭痛 |
0.08% | 45分で頭痛、めまい、吐き気、2時間で失神 |
0.16% | 20分で頭痛、めまい、吐き気、2時間で失神 |
0.32% | 5~10分で頭痛、めまい、30分で致死 |
0.64% | 1~2分で頭痛、めまい、10~15分で致死 |
1.28% | 1~3分で死亡 |
寒さ対策② 湯たんぽ
湯たんぽは電源不要で暖がとれるのでお手軽ですね!
寒い足元も湯たんぽをシュラフに入れておくだけで朝まで暖かいのでおすすめです!
マルカの湯たんぽが有名ですね。
寒さ対策③ 銀マット・キャンプマット
冬は地面から伝わる冷気がすごくて靴を履いていても足元から冷えますよね!
銀マットはそんな底冷えを防ぐために効果を発揮してくれます。
寝室にはもちろん2ルームテントなどでお座敷スタイルにする際は銀マット+ラグがあると全然底冷えが抑えられます。
寒さ対策④ 厚手の靴下+靴下カイロ
1日中外にいるので足元は動いていても本当に冷えます。
当然ながら薄手の靴下だと防寒としては全然役に立ちません。
厚手の靴下+靴下の裏に貼るタイプのカイロがあると、底冷え対策に抜群の効果を発揮してくれます。
一度このカイロを忘れたことがあって、その快適さの違いに驚いたことがあります。
あるとないとではかなり違うので寒い日のキャンプにはぜひ持っていきたいおすすめアイテムです!
冬用サンダルがあるとリラックスタイムも快適に過ごせます。
お座敷スタイルにする際は、ルームシューズを履くのもおすすめです!
寒さ対策⑤ スリーネックを温める
首、手首、足首の3箇所を冷やさないだけでもかなりの保温効果を発揮します!
ネックウォーマー、手袋、レッグウォーマーはぜひ持っていきましょう!
お腹、腰、肩甲骨の間などにカイロを貼るのもおすすめです!
寒さ対策⑥ 防寒着
服装もただ厚着をするだけだと、温度調整がしにくかったり、動きにくいなんてことにもなります。
日常の寒さ対策と同様でヒートテックなどのインナーとインナーに着るダウンやベストがおすすめです。
アウターのダウンジャケットだとモコモコする上、素材によっては焚き火などの火の粉ですぐに穴が空いてしまいます。
ライトダウンなどを中に着て、フリースやボアなど防風機能のあるアウターを着ると保温性も高くなります。
焚き火をする際は耐火性のあるアウターもおすすめです!
寒さ対策⑦(電源がある場合)ホットカーペット
お座敷スタイルで過ごす方は、グランドシートの上に敷くだけで底冷えを抑え足元から温まるのでおすすめです。
その際は銀マット+ルームシューズと併用するとより効果的です!
※電気を使うのでAC電源のあるサイトか自分でポータブル電源を準備する必要があります。
寒さ対策⑧(電源がある場合)電気毛布
我が家は寝袋だけでも暖かいので、電気毛布は使用していませんが、もし寝袋が真冬対応でなかったり、少し不安だなと思う場合はあるととても心強いと思います。
※電気を使うのでAC電源のあるサイトか自分でポータブル電源を準備する必要があります。
まとめ
今回ご紹介したのは雪もほとんど降らないような地域での防寒対策になります。
なのでもっと寒い地域や雪中キャンプなどでは不十分な部分もあると思いますが
基本的な防寒対策は抑えた内容になるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
みなさんが楽しく快適な冬キャンプを過ごせますように!( ˶ˆ꒳ˆ˵ )