子供の見守りに便利なmyFirst Foneのスマートウォッチに、新型モデルmyFirst Fone R2とmyFirst Fone R1cが発売されました。
当記事ではmyFirst Fone R2とR1cを旧型(主にmyFirst Fone S3)と比較してタイプ別におすすめを紹介します。
記事の後半では各機種のメリットデメリットを簡潔にまとめているので、まずは大まかな違いを知りたいという人はこちらからどうぞ。
- myFirst Fone R2、R1cの特徴が知りたい
- myFirst Fone のどの機種を買おうか迷っている
- 一番お得に買う方法を知りたい
- どんな機能があるのか知りたい
- 各機種のメリットデメリットを知りたい
今回のmyFirst Fone R2、R1cに関しましては、myFirst Japan様より製品を提供していただきました。本レビュー記事は、マイファーストフォン以外の機種も使ってきた我が家の経験をもとに忖度なく率直な意見を書かせていただいております。
結論 R2、S3、R1c タイプ別おすすめ機種
利便性重視ならR2、SIMフリーならS3、価格を抑えるならR1c
▼利便性を好むなら最新型▼
myFirst Fone R2
▼SIMフリーで使いたいなら▼
myFirst Fone S3
▼価格を抑えるなら▼
myFirst Fone R1c
各機種をおすすめする理由と特徴は後ほど解説していきます。
まずはmyFirst Fone のスマートウォッチについてよく知らない人のために簡単に特徴を紹介します。
myFirst Foneってどんな特徴があるの?
myFirst Foneを初めて知ったという人は、myFirst Fone全シリーズに共通する特徴を以下にまとめたので参考にしてください
見守り機能付きキッズスマートウォッチ
myFirst Fone の特徴
⚫︎ 子供からも複数の方法で連絡ができる
GPS専用機だと子供から連絡できないものがほとんどですが、myFirst Fone は子供からも音声チャットやビデオ通話、音声通話など複数の方法で気軽に連絡とれるので、子供が困った時にいつでも連絡がとれます。
⚫︎ SOS発信時に30秒間録音+通知する機能は他の製品にはない
子供がSOSを発信すると、位置情報とともに30秒間の録音データも自動的に親に送信されるので、トラブルに巻き込まれた時などに子供の置かれている状況がわかりやすい
⚫︎ 見守り機能の充実性はトップクラス
例えばクラス(教室)モードを設定することで、GPS機として学校に持って行きやすかったり、セーフゾーンを設定しておけば、思わぬ場所に行こうとしている子供にすぐ気付けたりと便利機能が満載
⚫︎ フリーSIMだから月額料も安く抑えられる
キャリアの縛りなどもなく、格安SIMを使えば月額料も抑えられるのでお財布にも優しい
※2023年冬モデルのmyFirst Fone R2は専用のeSIMが搭載されており他社のSIMが使えない仕様になっています。
⚫︎ 安心の1週間返品保証、1年間の無償保証付き
決して安くはない買い物なので、万が一思っていたのと違うとなったらショックですよね。でもマイファーストフォンなら商品到着後1週間まで、理由を問わず返品が可能なので安心です。(公式サイトで購入した場合に限ります)また何かトラブルがあった際も無償で対応してくれるので心強いです。
⚫︎ 高画質カメラだから子供の表情もよくわかる
20万〜30万画素くらいが多い他社製品に比べて、群を抜いた高画質200万画素(R2は500万画素)のカメラ付きなので、子供の表情がはっきり見え異変にも気づきやすく、体調不慮等の早期発見、早期対応にも役立ちます。
⚫︎ 他製品にはない専用ケースでGPS機スタイルにして学校にも持って行きやすい
ベルトの着脱が可能で、専用保護ケースがあるのはマイファーストフォンだけ。学校に持っていく時や外で遊ぶ時などシーンに合わせて付け替えができるので便利です。
⚫︎ 高品質な質感でデザインもオシャレ
かっこいい&かわいいカラーだから子供も喜んでつけてくれます。こだわりを感じるオシャレなデザインに安っぽくない質感でパパママからも好評です。
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※旧型の機種については「【myFirst Fone S3】R1s/R1/比較レビュー 買うならどれ?」でも解説しているので詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
次に新型の各機種の特徴を見てみましょう!
myFirst Fone R2はスマートボタンが便利
R2は最新機種だけあって、利便性が最も高い機種になります。(2024年1月現在)
特にスマートボタンは、すぐに親と連絡を取れるように設定することもでき子供の緊急時にも役立つ機能です。その他eSIMが搭載されたことによって、SIMカードを準備する手間が省け、なおかつ従来のSIMカード挿入口がなくなったことで薄さ、軽量化も実現できたとみられます。防水性能が水深3mを5分間までUPしたのも物理的な構造上浸水しにくくなったためだと思われます。
myFirst Fone R2を旧型と比較
- 新しくスマートボタンがついてより操作性がUP スマートボタンとは
- GPSの精度が良くなり移動追跡の機能が向上
- 旧型に比べて薄型で重さも55gから47gと8g軽くなった
- eSIMが搭載された
- カラーバリエーションが5色に増えた
- カメラの性能がUP
- 自動輝度調整によりディスプレイが見やすくなった
- ウォーターロック・モードで防水性能UP
【R2】スマートボタンでより便利に
スマートボタンは好みの機能をシングルクリック、ダブルクリック、長押し(3秒間)の3つに割り当てることができるてボタンです。
例えばシングルクリックで、すぐに音声メッセージを送ることができたり、ダブルクリックでカメラを開いたり音楽を再生できたりと自分好みにカスタマイズできるようになりました。
① R2端末のスマートボタンを短く3回連続で押します。
② 設定画面が出てくるので、シングルクリック、ダブルクリック、長押しのそれぞれに使いたい機能を選択すれば設定完了です。
③ 設定後は戻るボタンでホーム画面に戻ります。
注意)スマートボタンを短く3回クリックは本当に素早くしないと設定画面が開けません。
<感想>
我が家は緊急時にすぐに親と連絡が取れるように、シングルクリックはビデオ通話(ママ)に設定しましたが、選べる機能は思ったりたくさんありました。
実際にシングルクリックしてみるとすぐにビデオ通話になりました。これまでだったらビデオ通話の画面に辿り着くまで、4回タップしないといけなかったのが、ボタン1回押すだけで通話ができるのは本当便利だなと思いました。
スマートボタンがあれば低年齢のお子さんでも、簡単に連絡をとることができると思います。
【R2】従来のものより薄型で軽量化された
myFirst Fone R1シリーズよりも2.9mm薄くなり、8g軽くなりました。
見比べてもその差が確認できます。子どもも少しでも薄くて軽い方が着けやすいですよね。
文字盤に厚みがあると上着などの着脱時に引っかかりやすかったりするので少しでも薄型になるのは良い改善点ですね
【R2】500万画素の高画質カメラになった
R2のカメラも前モデルのS3から搭載されている広角レンズで、画質はこれまでの200万画素から500万画素とさらに高画質になりました。
5機種で同じように撮影して比較してみました。
そもそもディスプレイの種類が異なるので彩度や明るさなどの違いはありますが、正直端末上ではサイズが小さいので500万画素と200万画素のカメラ性能の違いとしてはさほど差は感じられませんでした。
しかし、ビデオ通話などスマホで見るとその違いははっきりわかります。
元々myFirst Fone はキッズスマートウォッチの中では、高画質だったので我が家が初期に使っていたQISHUO(LT25)のスマートウォッチなどと比べるとビデオ通話に映る子供の顔がとてもクリアで感心しました。
今回R2は500万画素になりスマートフォンに映る子供の表情などがより分かりやすくなっています。
以下3枚の縦写真は各機種で撮影したものを”myFirst Circle”のアプリを通してスマートフォンに転送したものです。
R2,S3は広角で他よりクリアな画質になっています。
【R2】eSIM対応で開通手続きが簡単に済ませられる
今回、myFirst Fone初のeSIM※1対応で、SIMカードを別途準備する必要がなくなりました。
我が家も届いたR2の電源を入れてすぐにデータ通信ができる状態になりました。
継続して使うには無料期間中に”myFirst Circle”アプリ内で開通手続きをします。(手続き方法は記事後半で解説)
使い放題のデータプランがはじめの1ヶ月間は無料となっており、2ヶ月目からは年間プランにすると月650円(税込715円)と月々プランよりもお得に利用できるようになりました。
データ量無制限で使えてmyFirst Fone専用のSIMなので安心して使えるのがメリットです。
ただ付属のSIMはデータSIMになるので、電話番号(090,080などからはじまるダイヤル通話)を使っての通話ができません。他社のSIMカードも使えないので他社のSIMカードを使いたい人やダイヤル通話もしたいという人は注意が必要です。
とはいえ、データSIMであってもIP通話、チャット、ビデオ通話などはできるので連絡ツールとしては問題なく使えます。通信環境が悪い場合にダイヤル通話がどうしても必要だという人は、前モデルのS3がおすすめです。
※1 eSIMとはスマートウォッチ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMです。
【R2】カラーバリエーションは全部で5色
R2では、これまでで最も多い5色のカラーバリエーションになっています。
オシャレなデザインは元より、カラーがいろいろ選べるのは子供にとっても嬉しいですね。
我が家はクリームホワイトを選びました。今までになかった色で娘もとても気に入っています。
同じく新色のマカロンピンクも淡く優しいピンクで可愛らしい色ですね。
【R2】ウォーターロック・モードで防水性能UP
これまでの機種でも、娘がスマートウォッチをつけたまま川遊びをしたりしてある程度濡れてしまったことはありますが不具合が起こったことはありません。
完全防水ではないものの、myFirst Fone R2では水深3mを5分間防水できるほどの防水性能です。ウォーターロック・モードを設定することにより、スピーカーポートから水を排出できより安心して水遊びなどができるようになりました。
【R2】価格について
R2の価格は次に紹介するmyFirst Fone R1cに比べると高くなりますが、使い勝手の良さを重視する人にとっては価格差以上のメリットがある製品ではないかと思います。
前述したとおり、スマートボタンが付いたことでより低年齢のお子さんでも使いやすくなっていて、通話機能をスマートボタンに設定すれば緊急時でも素早く親に連絡できるようになったのはかなりのメリットだと思いました。
myFirst Fone R1cはコスパが最強
R1cは需要の多い見守り機能は残して心肺モニターなど一部の機能を省いたいわゆるエントリーモデルです
価格もシリーズ最安値ということでコストを抑えたい人にはぴったりの機種です。
- 価格はシリーズ歴代最安値の
18,800円→ 12,980円 - 見守りに必要な機能は全て備わっている
- 最新のソフトウェアFoneOSも搭載 FoneOSとは
- 専用SIMが初月1ヶ月無料
- カラーはライトグレイの1色
【R1c】価格を抑えたい人にはR1cがおすすめ
myFirst Fone R1cは、親御さんに需要の多い見守り機能(GPS、ビデオ通話、個別・グループチャット、音声通話、バイブレーション機能など)は残しつつ、心肺モニターなど需要が二分する機能を省いたエントリーモデルです。
機能がシンプルになった分、迷わず扱いやすいモデルになっています。
一部機能は除かれているものの最新のソフトウェアを搭載しながら、販売価格がシリーズの中で最も安くかなり高コスパの製品となっています。
最低限の見守り機能があればいい人、価格はできるだけ抑えたいという人にはR1cがおすすめです。
【R1c】専用SIM、他社のSIMどちらも使える
R2のeSIM(データSIM)がmyFirst SIMに対応しているのに対して、R1cはこれまでの機種同様SIMフリーなので他社のSIMカードも利用でます。
ただし利用できないSIMカード会社もあるので選ぶ際は、公式サイトの対応SIMカード一覧を確認することをおすすめします。
myFirst Fone 5機種比較一覧
myFirst Fone R2 | myFirst Fone R1c | myFirst Fone S3(S3+) | myFirst Fone R1s | myFirst Fone R1 | |
---|---|---|---|---|---|
発売時期 | 2023冬 | 2023冬 | 2023春 | 2022春 | 2021春 |
定価 | 29,980円 | 18,800円 | 24,800円 | 26,980円 | 22,800円 |
公式サイトの クーポン割引を 利用した価格※1 | 26,982円 | 12,980円 | 19,840円 | 20,235円 | 12,600円 割引はパープルのみ |
カラー | 5色 | 1色 | 2色 | 2色 | 2色 +限定1色 |
ディスプレイ | 1.3インチ AMOLED | 1.3インチ TFT | 1.4インチ LCD | 1.3インチ TFT | 1.3インチ TFT |
文字盤 | 丸 | 丸 | 四角 | 丸 | 丸 |
GPS機能 | ◯ 精度UP | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
カメラ | 広角 500万画素 | 200万画素 | 広角 200万画素 | 200万画素 | 200万画素 |
電池容量 | 605mAh | 580mAh | 650mAh | 580mAh | 580mAh |
連続通話時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 |
ストレージ | 8GB | 4GB | 8GB | 8GB | 4GB |
ビデオ通話 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
IP通話 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
チャット機能 | 個別・グループ両方 | 個別・グループ両方 | 個別・グループ両方 | 個別のみ | 個別のみ |
ダイヤル通話※2 | × | ◯ | S3/◯ S3+/× | ◯ | ◯ |
バイブレーション機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
SOS機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
セーフゾーン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
クラスモード (マナーモード) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
運動量計の達成度 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △万歩計のみ |
心肺モニター | ◯ | × | ◯ | ◯ | × |
カスタマイズアラーム | ◯ オリジナルアラームが作れる | × | ◯ オリジナルアラームが作れる | ◯ オリジナルアラームが作れる | × |
防水機能 | ◎IP68 水深3m5分間防水 | IP67 | ◯IP68 水深2m1時間防水 | IP68 | IP67 |
new スマートボタン | ◯ | × | × | × | × |
new 自動明るさ調節 | ◯ | × | × | × | × |
new ウォーターロックモード | ◯ | × | × | × | × |
子どもSNS | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ ※FoneOSへ要 アップデート | ◯ ※FoneOSへ要 アップデート |
ひらがな | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
友達追加 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
バンドのタイプ | フラットになる | バンドが立つためかさばる | フラットになる | バンドが立つためかさばる | バンドが立つためかさばる |
シリコンケースの付属 | 別売り | 別売り | 別売り | 別売り | ◯付属 |
付属のSIMカード | eSIM | Nano | S3/Nano S3+/eSIM | Nano | × (Nano) |
myFirst Free SIM※3無料期間 | 無制限 1ヶ月無料 | 無制限 1ヶ月無料 | 無制限 S3/3ヶ月無料 S3+/1ヶ月無料 | 無制限 3ヶ月無料 | 非対応 |
myFirst Free SIM※3の月額 | 2ヶ月目〜 月715円〜 (eSIM) | 2ヶ月目〜 月額980円 | S3/4ヶ月目〜 月額980円 S3+/2ヶ月目〜 月715円〜 | 4ヶ月目〜 月額980円 | 非対応 |
他社のSIM利用 | 不可 | 可 | S3/可 S3+/不可 | 可 | 可 |
見守りのアプリ(親) | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Circle | myFirst Fone |
myFirst 公式サイト | R2詳細 | R1c詳細 | S3詳細 | R1s詳細 | R1詳細 |
※1.割引価格は変動するため最新情報は公式サイトまた公式LINEにて確認してください
※2.付属のSIMはデータSIM専用なのでダイヤル通話はできません。
※3.myFirst SIMとはmyFirst Fone専用のSIMカード eSIM以外は各機種とも他社のSIMも仕様可能です 推奨SIMカード
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クーポンを使って公式サイトで買うのがお得
myFirstの公式LINEを友達追加すると割引クーポンコードがもらえます。
割引率は時期によって変動しますが定価よりかなりお得になっていることが多いので購入の際は、ぜひチェックしてみてください。クーポンが使えるのは公式サイトのみになります。
クーポンコードの使い方は下の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてください。
myFirst Fone 5機種のメリットデメリット
各機種の主なメリットとデメリットを簡潔にまとめてみました。気になる機種をチェックしてみてくださいね。
new) myFirst Fone R2のメリット・デメリット
new) myFirst Fone R1cのメリット・デメリット
myFirst Fone S3、S3+のメリット・デメリット
myFirst Fone R1sのメリット・デメリット
myFirst Fone R1のメリット・デメリット
機能の詳細・用語集
ディスプレイ AMOLED、TFT、LCDの比較
機種によってディスプレイの綺麗さが違います。
比較するとやはり最新機種のR2が発色も良く色鮮やかに表示されていました。
ディスプレイの種類 | 採用機種 |
---|---|
AMOLED(アモレッド)…有機ELディスプレイの一種で高い解像度とリアルな色再現性があります | myFirst Fone R2 |
TFT…AMOLEDディスプレイと比べて応答時間と視野角が悪い | myFirst Fone R1、R1s、R1c |
LCD…液晶ディスプレイのことで、有機ELディスプレイに比べて消費電力が多く画質も若干劣る | myFirst Fone S3 |
最新の”FoneOS”、”myFirst Circle”とは
”FoneOS”はmyFirst Fone S3 を機に搭載された最新ソフトウェアです。
LINEのようなグループチャットや、親子のコミュニケーションがよりスムーズにできる新アプリ“myFirst Circle”に対応したOSです。
特徴1 グループチャットができるようになった
“myFirst Circle”ではグループLINEのように複数のメンバー同士でメッセージのやり取りがかのうになりました。
特徴2 複数の子供の位置情報が1画面で確認できるようになった
従来のmyFirst Foneアプリでは、兄弟の現在地を確認する場合、一人一人のアカウントを切り替える必要がありましたが、”myFirst Circle”では切り替える必要がなく1画面で確認できるようになりました。
特徴3 データ情報がクラウドに預けられるようになった
”myFirst Circle”では、チャットの履歴や連絡先などのデータ情報がクラウドに保管されています。それによって、新しい「myFirst Fone」に乗り換える時には、既存のキッズアカウントでログインすれば、保管されたデータ情報へアクセスできるようになります。
特徴4 世界初の子ども向けSNS”Circle”が実装されている
“Circle”は子ども向けSNSアプリで、家族や友達と画像をメインにシェアできます。
ちなみにR1sやR1で新アプリ”myFirst Circle”を使いたい場合は、”FoneOS”にアップグレードする必要があります。ただし”FoneOS”にアップグレードした後は、旧アプリ”myFirst Fone”との連携はできなくなります。なのではじめから”FoneOS”が搭載されているmyFirst Fone S3も旧アプリのmyFirst Foneとは連携できません。
“myFirst Circle”アプリの設定画面
- 登録されている家族や友達が表示される
- 曜日、時間、サウンドを指定してアラームの設定ができる
- 曜日と時間を指定してマナーモードにする その間はSOS以外の機能は仕様不可となる
- 子供の位置を記録する時間、頻度、曜日が設定できる
- あらかじめ設定したエリア(300m〜1000m)から子供が出ると通知がくる機能 複数登録可能
- 追跡モードの履歴をここで確認できる
- 子供が音声通話SIMの場合、電話番号を登録する
- 勝手に電源をオフされないようにする
- 電話料金がかかる通話をできなくする
- 子供が手を上げると端末が点灯する機能
- 表示する距離の単位を設定
- 端末の電源をリモートで再起動できる
- 子供の位置情報を共有する人を選べる
- 管理者の移行ができる
- ソフトウェアのアップデートをする
- 端末の機種名とmyFirst Fone のIMEI番号が表示される ペアリング解除もここでできる
- 端末に表示されるQRコードを読み取ってペアリングをします
- 子供の情報の設定や、クイックチャットの言葉を追加・編集できる キッズアカウントの削除もここでできる
クイックチャットのカスタマイズ
個人的には18番のクイックチャットの定型文を20個カスタマイズできるのはとても便利だと思いました。普段は子供からも音声チャットでメッセージを残せますが、子供が声を出せない場面や、親が音を出せないシーンなどではこのクイックチャットでのやり取りが便利です。カスタマイズすることで子供がよく使うメッセージを選択できよりスムーズなやり取りが可能です。
端末側の入力画面(下記写真)は「チャット」⇨「連絡相手を選択」⇨「矢印タップ」⇨「絵文字選択」⇨「右にスライド」で表示されます。
eSIM開通手続き(myFirst Fone)
スマートウォッチの電源を入れた日を含みはじめの30日間が無料期間です。無料期間終了後も継続して使うには、無料期間中にプランを選択して開通手続きを行う必要があります。無料期間を過ぎると解約となり通信できない状態になるので手続きは早めにしておきましょう。
カスタマイズアラームとは
カスタマイズアラームはアラーム音以外に、親や子供自身が録音したものに設定できます。
録音時間は90秒間。
はじめはどういうシーンで使うんだろうと思いましたが、リマインダー(ボイスメモ)として使えるかも?と思いついたので
我が家では、忘れがちな爪を切る曜日を決めてアラームで「爪切る日だよ」と鳴るようにセットしました。笑
先日は娘自身が「寝る時間だよーベッドへGO!」と録音して就寝時間にアラームをセットしていました。笑
他には「習い事の振替日」や「クリニックの日」など子供が忘れがちなイレギュラーな予定のリマインダーとして使うのもいいかもしれません。
小学生に上りたてのお子さんなら、身につけさせたい習慣を時間ごとに設定するのも楽しいかなと思います。
- 毎日/15:00「今日の宿題は何かな?おやつ食べたら宿題やろうね」
- 日曜日〜木曜日/18:00「明日の学校の準備はできたかな」など
こんな風に工夫して使えば、うっかり忘れも防げそうですよね。
設定は「毎日」と「曜日毎」と「時間」でできるので、6日先の予定まで登録できます。
アニメーションカスタマイズとは
R1s、S3、S3+、R2ではディスプレイの壁紙にアニメーションが追加されており、R2ではさらにバリエーションが増えています。
ポップなものから優しいタッチのイラストまでいろいろあり、子供も楽しんでお気に入りを選んでいました。
また自分で撮った画像なども壁紙にすることができます。
文字盤はアナログとデジタルの両方から選べます。R2では壁紙のデザインがさらに増えました。
アニメーション文字盤
その他の機能について
ここで紹介していないその他の機能については、当ブログの他の記事で解説しているのでよかったらリンクから飛んでご覧ください。
- 心肺アラート機能について
- バイブレーション機能について
- SOS機能について
- セーフゾーン機能について
※”myFirst Fone”の旧アプリと”myFirst Circle”新アプリで多少仕様の違いはあります。
ここを改善してほしい!今後に期待!
●学校に持たせる時などに便利なシリコンの保護ケースですが、ケースを付けたまま充電をするとケースの縁があたって知らぬ間に充電コードが外れることがあります。ケースの形状を改善してもらうか、充電ケーブルが外れにくい仕様に変わるとより使いやすいと思いました。
●これまでmyFirst Fone 5機種を仕様してきた我が家ですが、充電ケーブルが主に3種類ありそれぞれに使い回しができません。新型、旧型を兄弟で使うなど、異なる機種を使う場合でも、同じタイプの充電ケーブルだと便利だと思いました。R1,R1sを使っていた際は互換性があったので、外出用に車に1つ、家に1つ充電ケーブルを置いておくという使い方ができたので便利でした。
まとめ
以上、当記事では新型myFirst Fone R2、R1cの新機能の紹介と旧型の製品との比較レビューをしました。
以下はR2とR1cそれぞれをおすすめする人のタイプをまとめました。機種選びで迷っている方は参考にしてみてください。
・より利便性を求める人
・SIMフリーでなくてもよい人(ダイヤル通話はなくてもOKな人)
・ワンアクションで機能が使えるスマートボタンが欲しい人
・防水性能にこだわる人
・ビデオ通話などの画質にこだわる人
・R2にしかないカラーが欲しい人(白、ピンクなど)
・価格を抑えたい人
・最低限の見守り機能(GPS追跡、チャット、音声通話、ビデオ通話など)があればいい人
・心肺モニターは不要という人
・端末の色がグレーでOKな人
もう一度5機種の仕様の比較を確認したい人はこちら⇨5機種比較一覧
まだ紹介しきれていない機能等を含め、R2、R1cに関しては今後使っていく中で気づいた点なども随時こちらの記事で更新していきます。
最後まで見てくださりありがとうございました。
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